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踏み台椅子

2005年に作った椅子を再検討、あらたなチャレンジとなりました。

コドモノコトというグループ活動に僕たちの「小さい椅子」が参加することになった時のことです。コドモノコトのメンバーに若きデザイナー大治将典がいて、意気投合し、椅子を作ることにしました。まだよちよち歩きだった彼の長男のために椅子を作ることになりましたが、成長していく中で色々な場面で活躍するだろう踏み台椅子を作ってみようということになりました。大人も子供楽しめるという小さい椅子の考え方も基本としました。無事椅子は完成し、コドモノコトのイベントで皆さんに見ていただく機会もありました。ただ、この椅子の造りはいささか複雑すぎて、再度作る気にはなれませんでした。

いずれの日にか多少は作りやすさも備えた踏み台椅子を再設計しようと話し合ってはいましたが、お互いに忙しい日々を送っていたので後回しになっていました。そうこうしているうちに次男誕生ということになり、これを機会にチャレンジすることにしました。オリジナルがありましたので、構造を考え直すだけでいいのですが、これがなかなかうまくいきません。試作を重ね、1年以上かかりました。出来上がった時には次男は3歳になり、椅子に乗って遊べるようにもなっていました。あれから14年、あらたな踏み台椅子が完成しました。

今は洗面所で使うことが多いようです。成長すれば子供用という役割はなくなるかもしれません。それでも大人になった時に思い出とともに別の役に立つはずですし、次の世代へと受け継がれることもあるでしょう。

小さい椅子は大人も子供も使えるよう設計しています。踏み台椅子には上質なタモ無垢材を使い、大人の方が踏み台として使えるよう十分な強度を持たせました。キッチンで、あるいはちょっと高いところに用があるときに重宝すると思います。

踏み台椅子
サイズ:幅30×奥行き41×高さ20/37cm 
タモ材 オイル仕上げ

価格:75,000円 (税込み:82,500円)
イベントにて発表しましたので価格に梱包送料が含まれていません。
梱包送料は別途2,420円となります。

受注期間:2019/9/27~10/31
この椅子は「もんもんポコポコ」イベントに合わせまして期間限定で受注しています。

 ■予約受付中です

 ■制作時期 11月下旬~12月
 ■お届け時期 12月中旬~下旬

制作予定数:受注分のみ


 Thoughts & sights / 小さい椅子の考え方

「小さい椅子」は文字通り小さな椅子、子供椅子くらいの大きさです。大きさは色々とありますが、座面高は25cmくらいが中心。小さいですけど、座面の大きさや椅子の強度は大人も座れるようにデザインし、設計してあります。

小さい椅子は一時期しか使わない、いわゆる子供椅子とはちょっと違います。ちゃんと作られた家具はとても長持ちですから子供の時から使い、大人になっても楽しめる椅子にしたいなと思ってこの企画を始めました。子供椅子として作るときも、大人になったときのことを考えてデザインしています。ですから初めから大人の価値観に合うように、その作りも、デザインも仕上げました。

しっかりした家具はとても長持ちです。20年、30年はごく普通のことです。小さい頃から使ってもらい、大人になってもずっとぞばに置いてもらえる椅子であったらいいなと思います。長く使い、思い出と共にある物は代え難いものになります。ものそのものの価値よりも、あなたにとっての価値がそこにあるのです。思い出深い物の本当の役割とはなんでしょう。その意味を考えながら小さい椅子を作っています。

あなたにとって子供の頃の思い出とはどのような意味がありますか? 思い出とともにあるもの、または景色とはどのようなものでしょう? そして「思い出」はどのような時に思い出しますか?

2004年に小さい椅子を始めた時から変わらない考え方です。